これらにつきましての経費でございますが、経費につきましては、個別の団体ごとは把握しておりませんけれども、一般論で言えば、翌日開票は、即日開票に係る超過勤務手当が減少する一方で、翌朝の開票開始までの投票箱の保管、監視費用、あるいは平日の通常業務に支障を来さないようにするためには、開票作業が職員のみで足りるのであれば別でございますが、そうではないときは別に事務従事者を確保するというような費用が必要になってくるものだと
大泉淳一
一方で、翌朝の開票開始までの間、事務従事者の方が投票箱を保管、監視などをするための費用、約二億円ぐらいかなと思いますが、これを要します。
それから、平日の通常業務に携わっていらっしゃる方が、前回の選挙でも多くの方が開票業務などに携わっていただきましたので、その平日の業務に支障を来さないように別に事務従事者を確保するための費用が生じます。試算はなかなか困難でございます。
高市早苗
要は、遠方に投票所があって、そこで投票する方も少ないというのも多少あるけれども、しかし、投票箱を移動させる時間も含めて、開票開始時間が遅くなってしまうからだというような事情もあるんじゃないかと思うわけです。しかし、一方で都市部では、投票者数も多いものですから、開票作業に相当時間もかかる。結果的には、郡部の方が早く票があいているという状況があるわけであります。
泉健太
私ども、実態調査を今回させていただきましたけれども、開票開始から確定までの平均の時間が、衆議院議員選挙では三・四時間、参議院選挙では三・九時間であります。これに開票所の準備、撤去に要する時間の平均一・四時間を加えまして、若干の端数の差はありますけれども、両選挙とも五時間というふうに算定させていただいたところでございます。
久元喜造
次は、長野一区の市町村別開票開始・終了時刻というのを見てください。
長野市が、一番右側にありますけれども、六七%の大票田です。これが二十一時三十分に始めて、終わるのが二十五時なんです。それで、その前の須坂市が二十三時で、二番目に遅いところと一時間四十五分も差があって、一番早く終わっているところの栄村と比べると、三時間十八分もおくれている。
篠原孝
附帯決議をいただいているところでございまして、私ども、法案が成立をさせていただけましたら、早速、各選挙管理委員会に対しまして開票の迅速化につきまして要請、依頼をしていきたいというふうに考えておりまして、具体的には、現実に余り遅くならなくて開票が済んでいるようなところもございますので、そういうところを参考にしながら、どういう知恵が出せるのかということを一つ一つ検証していただくということで、例えば、開票開始時刻
牧之内隆久
今回の改正によりまして開票開始時刻がおくれることにより、選挙によりましては大都市圏を中心に一部の市区町村において即日開票が困難になるおそれがあると考えておるわけでございます。来年の通常選挙でございますが、そのような市区町村がどれほど出てくるかについては現段階で正しく把握をいたしておりません。
上杉光弘
私どももそこのところを懸念しているわけでございますが、法案が通りますれば、各団体に対しましてできるだけ開票を急ぐようにという指導を行ってまいりたいということで、具体的には、開票開始時刻というものをできるだけ早めてもらう。今は投票時間が終了しまして二時間ぐらいたってから開票に入るというようなところもございますので、それを早めてもらうというようなこと。
牧之内隆久
どの程度の市区町村が即日開票が困難なのかということは現段階では正確に把握をしておりませんけれども、私どもといたしましては、各市区町村に対しまして、まずは開票開始時刻をできるだけ早めてもらう、あるいは自然に開く投票用紙というものを活用してもらう、それから枚数計算機といったようなものも導入されていないところは導入してもらう、そういうことでいろいろ知恵を出してもらいまして、できる限り即日開票ができるように
牧之内隆久
各市の実態は、開票開始午前八時のため、集合は午前七時三十分から、そして約二時間程度の超過勤務を支払うことになるのですが、その従事者の手当てを支給しておる。これは入っておりません、今度の場合。
もう一つは投票箱の監視ですが、開票所において投票箱を夜警する人員は、一開票所当たり二人と規定されておりますが、実際は一開票所最低十人から十五人でこれに当たっておる。
片山甚市
このため開票開始時間を早くする等考慮を払っておりまするが、やはり開票終了は夜間にわたることとなりますので、現状の超過勤務時間二時間では十分でなく、さらに四時間ほど加算していただきたい。
また、開票速報のため、臨時電話を開票所に一台、並びに市本部に開票所と同数を設置しているので、これが架設費と度数料を計上せられたいのであります。
酒井吉松